診察のご案内
従来の放射線治療は、照射によってがん細胞のみならず正常な細胞へも影響が及んでいました。しかし陽子線治療においては、陽子線の持つブラッグピークという物理学的特長を利用して、がんに集中した照射が可能になっていることが大きな利点です。
南東北がん陽子線治療センターは、グループの中核である南東北病院と一体となっており、化学療法をはじめとする他の治療法も併用することで、適応患者様の拡大と治癒率向上を目指した陽子線治療を行っています。
動画のご紹介
「切らないがん治療 陽子線治療〜特徴や対象疾患・治療の流れ・料金などを解説〜」
代表的な疾患・症状
その他
来院前のご注意事項
東京クリニックのセカンドオピニオンを受診希望すると主治医にお伝えいただき、紹介状を用意してもらってください。
紹介状が手に入らない場合でも受診は可能ですが、あらためて検査が必要になる場合もあります。東京クリニックでの診察
東陽子線治療の適応になるかどうかの判断をいたします。可能と判断された場合、治療開始の日程等の予約をいたします。
外来通院治療と入院治療
東陽子線治療は多くの場合、外来通院治療が可能ですが、病気の種類により抗がん剤投与など他の治療法が必要な場合もあります。その場合、入院して陽子線治療を行います。
遠方の患者様で外来通院治療を希望される場合は、病院に隣接する付属宿泊施設にご宿泊の上、通院することも可能です。治療期間と治療に要する時間
東陽子線治療は基本的に平日のみ週5回で照射し、病気の種類によりますが、治療回数は8回(1週間と3日)から40回(8週間)かかります。
正確な照射(1mm以内の誤差)で治療を行うため、治療室に入ってから照射開始するまでに、体を固定し位置を合わせる作業に10分程度要します。
照射している時間は1~2分であることが多いですが、呼吸性移動のある腫瘍(肺がんや肝臓がん)では呼吸同期照射を行うため、5~10分程度かかる場合があります。したがって、通常は照射室に入ってから治療が終了し、退室するまで15分程度かかります。治療終了後の経過観察
東陽子線治療終了後は定期的に受診して頂きます。郡山の南東北がん陽子線治療センター、東京クリニック、新百合ヶ丘総合病院の粒子線治療外来のいずれでも可能です。
診察日時
時期や月ごとに、医師の診察日に変動がございます。受診をご検討の際は、診療担当医表(毎月更新)をあわせてご確認ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
AM | 高山 香名子 (第1) |
|||||
PM | 村上 昌雄 (第2・4) |