生活習慣病の処方について

2023.07.10

氏名 稲葉 佑介【総合診療科】
経歴 群馬大学医学部卒業
東京女子医科大学病院 総合診療科入局
東京女子医科大学病院 医局長

糖尿病専門医であり、処方はもちろんのこと、生活指導についても専門的な知識に基づいてきめ細かいアドバイスが可能です。漫然と処方を継続するのではなく、アップデートされた最新の知見に基づき、不要な処方は1錠でも減らす一方、必要な処方が行われていない状況に陥らないように毎回の受診時に確認させていただきます。

「忙しく働くビジネスワーカーの皆様の味方である」であることをモットーに診療しています。来院回数や検査などの負担が最小限になるように配慮します。「無駄にお待たせすること」「無駄に検査すること」は最小限にしつつ、「必要な情報を提供すること」「必要、あるいは希望される検査をすぐに行うこと」を徹底し、「合理的で、かつ温かみのある外来診療」になるよう心がけます。

例えば高血圧症で治療を受けている患者様が花粉症でお悩みの場合、もちろんいつもの処方に加えて花粉症の治療薬を処方します。総合診療科の外来であるため、耳鼻科、皮膚科、整形外科など、専門領域を問わず必要な処方はまとめて行うことが可能です。紹介状や診断書の作成も可能な限り「即時」行うようにしています。

例えば受診するたびに「ビジネスシーンでの飲酒」「会食」など避けられない飲食についてとやかく言われても困ってしまうと思います。ビジネスワーカーとして活き活きと働いていただく中で実行可能な治療をご提案していきます。

ただ処方をするだけでなく、患者様の健康についてのいわばコンサルタントとしての役割を果たしたいと考えています。何か健康についての心配事があれば何でもお伝え下さい。総合診療科の医師として全力でお役に立てるように努め、必要であれば専門家への紹介という形でもお力になります。また、他の医療機関で受けた検査結果や検診結果も喜んで拝見します。「定期的に病院に行くのは面倒くさい」ではなく、「定期的にコンサルタントに相談する機会がある」と前向きに考えていただけるような外来でありたいと願っています。